2013年11月02日

総務財政委員会

久しぶりの更新になります。サボって申し訳ございません(汗)

10月29日〜31日の期間、我が総務財政委員会メンバーは、先進地域視察「所管事務調査」を行ってきました。

愛知県一宮市総合体育館(ネーミングライツ)

・メインアリーナ1(年間300万円×5年)
・サブアリーナ2ヵ所(年間100万円×5年×2ヵ所)

約2時間近くも、現地視察、意見交換を行いました。
スポーツ関連企業がある一宮市は、非常に有効に活用されています。
さて・・・、本市なら体育館や瀬長島球場に期待が持てますネ。
教育文化部スポーツ課 吉田課長、竹田副主幹、塚本主査、丁寧なご説明ありがとうございました。


愛知県蒲郡市(住宅リフォーム)

こちらは、2年間(初年度2千万円、次年度5千万円)をかけ、住宅リフォーム助成金を政策としていた
現在は、制度廃止をしているため、そのあたりを詳しく伺ってきました。

まず制度を始めた経緯は、市長のトップ政策で進めた(財源は市営のボート(競艇)財源20億円・汗)
このような一般財源があれば、そりゃ〜可能だわな!←率直な思い。

※県内でも、嘉手納町や沖縄市など基地財源がある5市町が助成しています。

予算的には高額を組んでますが、助成金は一世帯あたり最大20万円のみ。
ある程度の経済効果は産み出したもの、首長の交代、又、3・11の災害以降は、制度政策を廃止し、現在は耐震性の調査等に、助成金をシフトしたそうです。
このあたりの生の話しは、非常に為になるお話を 聞かせて頂きました。

本市で、住宅リフォーム助成金を推進しているのは、共産党の皆さんです。
しかしながら、商工業界を応援するはずの我々「大晴会」は、現在このバラマキ政策を否定しています。
本市は財源の乏しい上に、仮にばらまくとしても、タイミングがあると考えているからです。
蒲郡市の皆さんの話しを聞き、益々、我々の判断に自信が持てました。

蒲郡市建設部 坂口次長 丁寧なご説明ありがとうございました。


岐阜県可児市(太陽光パネル)

バスで移動中、可児市に入ったとたん、民間の屋根に太陽光パネルの設置が多い事に気がつく

可児市は、これまで環境政策に力を入れている自治体です
豊見城市は予算額(200万円)、太陽光パネルを設置する市民に最大5万円の助成金を出しており、
可児市の太陽光パネル普及率の高さを、参考になればと視察研修にのぞみました。

しかしながら、可児市は市民の設置には、一切お金を助成しておりません。ビックリ

では、何故?高い普及率?

公共施設の屋上に、太陽光パネルを設置し、HP等で売電気の効果を載せ、実証実験を公開している…と。

↑意味わかりますでしょうか?

マイホームを持っている皆さんは、本当に太陽光パネルって得なのか損なのかが、わかりません。
それを市役所が実験台になり、効果を公開しているのです。

元々、環境政策に力を入れている自治体ですので、市民の関心、意識も高い。
わざわざ助成金を出さなくても、クリーンエネルギーについてシンポジウム等で浸透しているそうです。

また、ぶっちゃけ話しで、太陽光パネルを設置出来る家庭というのは、それなり裕福である。そこに市民の税金を投入し助成するのもどうかと考えます。との事。
↑これには、成る程なぁ〜と思いましたネ! 知恵とお金は、使い方しだいです。

異論ある議員もいましたが、可児市の職員の信念ある答弁の迫力(自信)に、アッパレでした。

市民部 片桐部長、杉山係長 これまでの体験、技術者の専門意見を含め大変勉強になりました。本当にありがとうございました。


今回の視察終了後、我々委員会の皆さんで意見討論、議論、論戦を、長時間に渡り夜の延長戦を行いました
(笑)

正直、非常に有意義な時間を過ごせましたヨ!

出来る出来ないは別として、今回の調査を、有効活用出来るよう考えたいと思います♪



※画像が乏しくて、申し訳ありません。最後の画像は歓迎を込めてテーブルに置かれた市旗。
簡単な心遣いでしょうが、僕は非常に感動してしまいました。本市も視察受け入れの際には、是非ともして頂きたい簡単で、感激するおもてなしかと。。。



Posted by 声論会 at 20:58│Comments(0)
 
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